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公開済みブログ記事とKDP Selectの独占条件

● 2026/10/14


公開済みブログ記事とKDP Selectの独占条件


公開済みのブログ記事を本へまとめる場合、原稿の再編集だけでなく、どこへ同じ内容を公開しているかも確認します。

特にKDP Selectへの登録を考えるなら、電子書籍の独占条件と、Webへの掲載を照らし合わせる必要があります。

ブログが自分のサイトだから、無料公開だから、少し言い換えたからという理由だけで、条件の確認を省かないようにしましょう。


この記事では、公式の案内をもとに、公開先と採用した内容を整理する手順をお伝えします。

登録するかの判断と、記事の公開状態を変える作業は分けます。

まず現在の原稿と公開先を一覧にして、何を確認する必要があるかを把握してくださいね。

KDPで出版することと、Selectへの登録を区別する

KDP Selectは、Kindle本向けのプログラムです。

出版する本について、登録するかどうかを検討します。

本の原稿を作ったことだけで、登録の判断まで完了した扱いにしないようにしましょう。


ブログの書籍化では、Webへ残したい内容と、電子書籍として提供したい内容を整理してみましょう。

登録の条件を読まず、便利そうという理由だけで決めないことが大切です。

今後ほかの場所でも同じ内容を配布したい場合、その希望を確認項目へ入れます。


書籍原稿の編集、出版手続き、Selectの登録は、現在の状態を別々に記録してください。

今回何を判断しているかが分かるようにします。

独占の対象は、デジタル版として確認する

KDP公式の英語FAQでは、登録期間中に本をデジタル形式でほかの場所へ配布できず、自分のWebサイトやブログも含まれると説明されています。

詳しくは、公式のKDP Select FAQで確認してください。

日本語の登録案内では、90日間の登録期間と、電子書籍の独占について説明されています。


印刷版などの別形式は、電子書籍と区別して案内されています。

条件は、公式「KDP セレクトへの登録方法」を確認してください。

同じブログの内容を本へ採用するなら、どの部分がWebへ残っているかを把握する必要があります。


所有しているサイトかどうかだけで、確認が終わると考えないようにしましょう。

公開先は、自分のブログ以外も並べる

書籍へ使う内容を、どこで公開や配布しているかを書き出します。

ブログ、別の投稿サービス、配布しているファイル、電子版の案内先などです。

自分が直接公開した場所と、別の人や媒体へ提供した内容も分けて確認します。


取得できない公開状態は、未確認として残してください。

すべての転載先を把握していると、根拠なく確定しないようにします。

公開先の一覧には、URL、対象の内容、現在見える状態、確認日を付けられます。


ファイルを配布しているなら、どの版を何の用途で渡しているかも記録します。

公開先を集めることと、その掲載が条件へ合うと判断することは別です。

まず、照合する材料をそろえましょう。


Selectを検討するときは、書籍へ採用した内容と、現在のWeb掲載・デジタル配布先を対応させて確認しましょう。

記事数ではなく、採用した内容を対応させる

ブログの記事を何本使ったかだけでは、書籍との重なりは分かりません。

一つの記事を分割して複数の章へ使う場合もあります。

記事の一部だけを採用し、ほかの部分は本へ入れない場合もあります。


元の記事のURLと、書籍の章・節、使った説明を対応させてください。

どの文章や画像が同じ内容へ関係するかを見ます。

本文を少し言い換えただけで、独占の条件を確認しなくてよいと決めないことが大切です。


編集の変更点と、元の資料との関係を残しておきましょう。

重なっている範囲が分からない場合、その状態を未確認として記録します。

確認できないまま、問題がないという結論へ進めないようにしましょう。

無料サンプルの案内は、条件を切り離して使わない

公式の登録案内には、本の内容の最大10%を無料サンプルとしてほかの場所で提供できるという説明があります。

この案内は、KDP公式の登録方法で確認してください。

数字だけを取り出し、どんな掲載でもよいと判断しないようにしましょう。


記事の本数の割合と、本の内容の割合を同じに扱うことも避けます。

何をサンプルとして提供するか、現在の書籍原稿へどこが対応するかを整理しておきたいですね。

具体的な掲載の扱いが分からない場合は、内容と公開状態を示して確認してください。


この記事は、あなたの原稿のどの範囲なら条件を満たすかを、個別に判定するものではありません。

公式の案内へ照らし合わせるための資料を用意する手順です。

公開内容の対応表を作る

次の表は、照合する欄の例です。

実際のサイトや書籍が条件へ合うと確認した結果ではありません。

欄 記録すること 確認する点
元の公開先。 ブログや配布先のURL、版。 現在どんな内容が見えるか。
書籍の場所。 採用した章・節・素材。 同じ内容へ対応する範囲。
利用の形。 本文、抜粋、紹介、資料など。 どの目的で提供しているか。
登録の状態。 未登録、検討中、確認できた期間。 予定と実際の登録を分ける。
確認待ち。 条件が不明な掲載と質問。 何を確かめてから判断するか。
対応。 決めた公開方針と確認結果。 判断と反映を分ける。

表を埋めたことだけで、登録条件の確認が終わるわけではありません。

対象の内容と、現在の公式案内を比べる資料として使ってください。

登録期間と、更新の判断を記録する

登録済みの本なら、実際の登録期間を確認します。

予定していた日付と、管理画面で確認できる開始日・終了日を分けてください。

公式案内では、自動更新と、更新を取り消しても現在の期間へ影響しないことが説明されています。


詳しくは、公式の更新方法の案内を確認してください。

更新の設定を変えたことと、現在の独占期間が終わったことを同じに考えないようにしましょう。

公開方針を変えたい場合、現在の状態と条件を確かめてみてください。


書籍を販売停止したことだけで、別の場所への配布を開始してよいと推測しないことも大切です。

未取得の日付は、確認待ちとして残してください。

公開方針の判断と、記事の変更を分ける

条件を確認したあと、ブログへ何を残すかを判断します。

書籍の本文、紹介文、サンプル、独自に書いた別の説明など、提供する内容を具体化してください。

ブログを残したいという希望と、Selectへ登録したい希望がある場合、実際の内容を示して照合します。


先に記事をすべて削除することだけを解決策にしないようにしましょう。

公開状態を変える場合は、対象を特定し、変更前の状態を保持します。

方針が決まった段階と、実際に記事へ反映された段階。


この二つは分けて記録しておきましょう。

対象の記事と対応状況を後から確かめるためです。

ほかの配布先があるなら、その状態も確認してください。


一つのサイトを変えたことだけで、全公開先の確認が終わるとは限りません。

書籍の紹介と、本文の公開を区別する

ブログで本を紹介したい場合、何を伝える記事かを整理します。

書名、著者、本の対象読者、扱う内容を紹介することと、書籍の本文をまとまった範囲で公開することは別です。

紹介記事に本文の抜粋を使うなら、その内容と範囲を確認しておきましょう。


紹介という名前を付けたことだけで、どんな掲載も同じ扱いになると考えないようにしましょう。

現在の書籍へ対応する部分を、一覧にしておきます。

紹介文は、本文の実際の役割から自分の言葉で作れます。


出版したことで必ず信頼や売上が上がると約束する必要はありません。

読者がどんな内容の本かを判断できる紹介へ整えましょう。

登録していない場合も、掲載条件を確認する

Selectへ登録しない判断をした場合でも、素材や内容の確認が不要になるわけではありません。

著作権、個別情報、本文の正確さ、掲載先の条件は、それぞれ確認します。

他者から提供された資料や、画像を使う場合、その用途の範囲を確かめておきましょう。


ブログの自作文章を使う場合も、引用や素材が混ざっていないかを見ます。

登録しないことと、あらゆる配布先へ同じ内容を出せることを、一つの結論にしないようにしましょう。

今回の本と、利用する公開先ごとの条件へ合わせます。


原稿の再編集と、配布方針の確認を分けて進めることが大切です。

内容を追加したら、公開先の対応も見直す

書籍原稿へ新しい記事を追加した場合、その内容がどこへ公開されているかを確認します。

最初の照合が終わっていても、採用範囲が変われば、確認の対象が増える場合があります。

元のURL、採用した章、現在の原稿の版を対応させてください。


ブログの更新で、書籍と関係する内容が増えた場合も見直します。

記事の名前が変わっていないことだけで、以前と同じ内容だと決めないようにしましょう。

対応表は、登録の直前だけでなく、内容を変えたときに更新する資料として使えます。


変更した版と、照合した範囲が分かることが大切です。

分からない条件は、具体的な資料で質問する

掲載の扱いが分からない場合、どの内容が、どこへ、どんな形で出ているかを示します。

書籍の対象箇所と、公開先の現状を対応させてください。

「ブログがあるのですが大丈夫ですか」だけでは、採用した内容や公開範囲が分かりません。


質問の前提を具体的にして、現在の公式情報や窓口で確認します。

回答を受けたら、どの原稿と公開状態を前提にした回答かを記録しておきましょう。

そのあと内容を変えた場合、以前の回答が無条件に使えると考えないようにしましょう。


判断できない条件を、問題なしという状態で埋めないことが大切です。

一つの記事を部分採用した場合の照合例

次の状況は、公開内容を整理する架空の例です。

元の記事には、準備、実践、振り返りの説明があり、本では準備と実践の部分を別々の章へ採用したとします。

ブログには、元の記事全体が残っています。


この場合、記事の題名だけを対応表へ付けると、どの部分が書籍へ入ったかが分かりません。

準備の説明は書籍のどの節、実践はどの節、と分けて記録します。

同じ内容を別の投稿先にも掲載しているなら、その公開先も同じ行へ対応させます。


一つのサイトだけを見て、ほかの公開先を確認した扱いにしないことが大切です。

採用した文章を編集している場合は、変更した範囲と、元の記事との関係を残してください。

編集したという状態だけで、登録条件を満たすと判定する例ではありません。


照合に使う資料を具体化する例です。

本の内容とWeb掲載の範囲を確認したうえで、未解決の条件を質問へまとめましょう。

公開方針を変える判断をした場合も、変更する対象を明確にし、反映後の表示を確認します。


元の内容を保管しておけば、どの部分をどう扱ったかを見直せます。

相談文は、希望と現状と質問を分ける

次の文面は、確認の前提を整理するための架空の例です。

公開済みのブログ記事を、一冊の原稿へ再編集しています。

Selectへの登録は検討中で、まだ実際の登録状態を確認していません。

元の記事と、書籍へ採用した節の対応表を添えます。

同じ内容を掲載している別の公開先は、確認できた範囲を一覧にしています。

ブログへ残したい内容と、登録条件との関係を確認してから公開方針を決めたいです。


この文例を使う場合は、あなたの実際の登録状態へ置き換えてください。

すでに登録しているなら、確認できた期間と、現在の原稿の版を示します。

未確認の公開先がある場合は、そのことも残します。


希望だけでなく、現状と質問を分けると、何を前提に確認するかが伝わりやすくなります。

公開先の一覧を添えて、出版の相談をする

出版の相談では、原稿、元の記事一覧、公開先の対応表、登録についての希望を示せます。

Selectへの登録を検討しているのか、現在すでに登録しているのかを分けてください。

登録期間や公開状態が未確認なら、そのことも残します。


ナガーノの出版代行の案内には、基本の出版手続きと、原稿作成や編集などについての説明があります。

ブログの書籍化の希望を伝え、今回の作業範囲と、確認する担当を相談しましょう。

登録したことだけで、販売成果や読者の評価が保証されるわけではありません。


内容と公開方針を確認し、公式条件へ合わせて進めることが大切です。

Selectの登録判断では、原稿の版・採用した内容・公開先・登録期間を対応させ、未確認の条件を残しましょう。


ブログの公開方針を含む出版相談を確認する


まずは本へ採用した記事を一つ選び、現在どこへ同じ内容を掲載や配布しているかを書いてみてくださいね。

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